針葉樹菌根菌 マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌
広葉樹菌根菌 白トリュフTuber菌の農業への利用
抗菌性、抗虫性を着目
ACT栽培技術の開発者はラン研究者、育種家である。
ランはラン菌(菌根菌)と共生して生きている植物である。
ラン科植物の種子は「発芽エネルギー」の「胚乳」を持たない。
通常なら発芽出来ない。
しかし、自生地でラン菌が生息している土壌では「発芽」して種族を保存、繁栄してきた。
この発芽の謎を、本発明者が世界で初めて解明した。
ラン種子の発芽画像 ここ
ラン菌には「子嚢菌菌根菌」と「担子菌菌根菌」があり、このラン菌は植物の生育を助ける菌根菌でありながら、
リグニンを分解できる白色木材腐朽菌の遺伝子を具備し、菌根菌菌でありながら
枯れ落ち葉のリグニンを分解してブドウ糖を作り、ブドウ糖から「ピルビン酸」を作り、
ランは、この「ピルビン酸」をエネルギー源として調達し、「発芽エネルギ」として発芽している。
この謎解明によって、植物が光合成のみでなく、第二のエネルギー調達ルートを具備していることが解明された。
ラン菌特性解明試験 全貌 ここ
菌根菌菌まで着目が進行すれば、次のステップとして、針葉樹菌根菌 マツタケ菌 Tricholoma matsutake
菌、
広葉樹菌根菌 白トリュフTuber菌に目が行くのは自然である。
しかし、この外生菌根菌は菌の中で最も人工培養が困難な菌である。
大量培養に成功しない限り「農業」には利用できない菌である。
研究する前から、殆どの研究者は諦めた。
本発明者はランのメリクロン(植物組織培養)を昭和43年に成功した日本にける草分けである。
そういう経験もあって、菌根菌の培養試験には、微生物培養技術ではなく、
植物組織培養技術を利用して研究を進め、遂に白トリュフTuber菌、マツタケ菌 Tricholoma matsutake
菌の
無造作に出来る大量培養に成功した。(関連特許出願8件済み)
この試験材料を用いて膨大な白トリュフTuber菌、マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌の特性解明試験を
行い、世界で初めて特性の全貌を解明に成功した。
白トリュフTuber菌、マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌特性 ここ
この二つの菌根菌は他の微生物にない稀有な特性を具備していることが明らかになった。
これまで農業が使用してきた細菌にない多様な特性の多くは、農業に大きな利益をもたらすものである。
ACT栽培技術で「完全無農薬栽培」「農薬を含まない栽培」を可能にしたばかりか、
耐病性、耐暑性をうしなった多様な作物に、耐病性、耐暑性を具備させる(先祖返り)ことも可能になった。
又、この二つの菌根菌は「ピルビン酸」を産生するノンアルコールの培養液を産生することから、
これまで不可能であった「光合成補完」を可能にした。
植物、作物に世界で初めてエネルギー調達ルートを人為的に作ることに成功した。
これによって「生産を落とさない完全無農薬栽培」が可能になった。
植物は自生地において、この二つの菌根菌と共生することで、
光合成と枯葉由来のピルビン酸の「クエン酸回路によるミトコンドリアによるエネルギー変換と
二つの調達ルートを持つことが明らかになった。
なぜ、農業科学がノーベル賞のピルビン酸のクエン酸回路を無視、削除してきたか不思議でならない。
作物、植物は「真核生物」である。
ならば・・・地球上の全ての真核生物のエネルギー源はクエン酸回路でピルビン酸から作られているからである。
つまり、これまでピルビン酸を土壌で作る微生物を発見する研究が全世界で行われなかった。
ようやくACT栽培技術発明者によって、ピルビン酸を作る菌根菌を発見されたことで、
世界農業に新世界を拓くことが可能になった。
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